
歯科医院でのホワイトニングでは、施術から一定時間歯の表面が弱くなり色がつきやすくなるため、1~2日の食事制限があります。
具体的にはタバコやカレー、コーヒーやワインなど色の着きやすい飲食物を口にするのは禁止されます。
食事制限が終わったら、口にしたい物は沢山ありますが色戻りが心配で食事に悩む方も多いはず。
しかし、ホワイトニング後の歯磨きの仕方や歯の白さを保つためのポイントを知っておき実践することで、キレイな白い歯をキープすることができます。
今回は、ホワイトニング後の歯磨きから白さをキープする秘訣まで徹底調査してみました!
Contents
ホワイトニングをしたのに色は戻ってしまうの?
ホワイトニングは施術期間を守り続けたら白さをキープできる…と思われがちなのですがそれは間違った情報です。
歯は毎日使うもので、1日の中で何かしら口にしますよね。
ホワイトニングの施術期間が終了しても何もせず過ごしていたら、少しずつ色は後戻りし2~3年で元の色に戻ると言われています。
歯の表面の「エナメル質」という組織は、常にリンやカルシウムが溶けたり再生したりを繰り返す「脱灰」という働きをしています。
この働きがあることでエナメル質は元の状態に戻ろうとするため、色が後戻りするのです。
ですから施術期間を守ったとしても数年後には色が戻ることが考えられるのです。
ホワイトニング後の歯磨きはどう磨けばいいの?
ホワイトニングをしたからといって、特別な磨き方があるわけではなく普段通りに磨いても大丈夫です。
しかし、力を入れて磨くことは絶対にしてはいけません。
特に施術直後は歯の表面が弱くなっているので、歯ブラシの刺激は歯の表面を傷つける原因となってしまいます。
エナメル質は硬い組織で形成されているものの摩擦には弱いのが特徴です。
歯ブラシの摩擦から歯の表面のエナメル質を傷つけ最悪な場合、そこから歯がしみる原因になったり、傷ついた部分に着色成分が入り込んでしまうことも考えられます。
歯の表面に長時間着色原因が触れている場合や、磨き残しの汚れに着色原因が乗っかっていると歯の表面は黄色く見えたり実際歯ブラシでは取れない着色汚れに変わります。
なるべく着色原因が歯の表面に残っている時間を短くしてあげれるよう、何か口にした後はすぐ歯を磨いてあげることで歯の白さをキープすることができます。
歯の白さを保つためにできることって何?
せっかくホワイトニングをしたら、なるべく長い期間歯の白さをキープしていきたいと思いますよね。
では普段からどのようなことをすれば、歯の色を保つことができるのでしょうか?
①ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う
歯磨き粉には沢山の種類がありますが、ホワイトニングをしたら歯磨き粉選びもとても大切です。
研磨剤といって歯磨き粉の中に粒子が入っているものがあります。
歯と歯の間の汚れをかきだしてくれるのには心強いかもしれませんが、同時に歯の表面を傷つけてしまう可能性もあります。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉の特徴は研磨剤が含まれていない商品が多く販売されています。
入っていたとしても細かい粒子なので歯の表面を傷つける可能性は低いと考えられます。
歯磨き粉の裏側のパッケージに成分表示が載せてあるので研磨剤がかかれていない商品を選びましょう。
②年に1~2回のホワイトニング
先述したように、ホワイトニングをしても数年経つと色が戻っていきます。
白さを変わらずキープしたい方は年に1~2回でホワイトニングを続けていくのもいいでしょう。
ただ、ホワイトニングは施術の中でも高価なので金額的に不安な方は最近話題になっているセルフホワイトニングを利用しキープすることも可能です。
歯科医院と比べ1度の施術料金が5,000円前後で、複数の歯を一気にホワイトニングできるため白さを保ちたい方には強い味方です。
③定期的にクリーニングに行く
歯科医院では「1か月検診」「3か月検診」「6か月検診」があります。
医院によって検診内容は変わってきますが検診時にクリーニングを行ってくれる医院が多くお口の中をキレイに清掃してくれます。
口の中をキレイに保つことで着色原因が口の中に残るのを防いでくれるのでクリーニングは大切です。
まとめ
今回はホワイトニング後の歯磨き粉についてご紹介していきました。
普段通りの歯磨きにホワイトニング効果のある歯磨き粉を使うことで白さを保つことが可能なのです。
また、着色原因の一つタバコはタールが歯の表面にこびり付きヤニとなって歯ブラシでは取れない汚れに変わるので禁煙も大切な白さを保つための方法です。
ご自身のストレスにならないよう工夫しながら、キレイな白い歯を保ちましょう。