
笑うとキラリと輝く白い歯は、誰しもが憧れるポイントです。
「歯が白くなって自信を持てた!」という感想もありますが、一方で周りから「ホワイトニングした?」と聞かれなんだか恥ずかしく思う方も少なくありません。
ホワイトニングしていることを周りにバレたくないという意見は、意外にも多かったりします。
今回はホワイトニングしたことが周りにバレてしまう原因と、バレないための対処法について詳しくお話ししていきます。
Contents
ホワイトニングすることはケアをちゃんとしている証拠
歯を白くするための方法として、1番人気なのが「ホワイトニング」です。
歯科に関わっている仕事をしている筆者としては、ホワイトニングをしていることに対して「しっかり歯のことを考えてくれている」と嬉しく思います。
ホワイトニングの施術を受ける場合、虫歯の有無や知覚過敏症状の確認をしたのちに歯のクリーニングを行って施術を開始します。
歯を白くする目的だけでなく、お口の中全体の健康も得ることができるのです。
ホワイトニングをすることで口元の印象は大きく変わります。
例え歯並びが悪かったとしても、歯が白いことで清潔感がグッとあがります。
男女問わずホワイトニング施術で自分のお口の中をケアしていることは恥ずかしくもないですし、気を使っている点では好感度もアップするでしょう。
ホワイトニングはバレる可能性がある
ホワイトニングをしているかどうかは、歯科に関係している人間でなくてもバレる可能性はもちろんあります。
バレる可能性としてのポイントは以下の通りです。
- 今までの歯の色と全然違う
- 光の反射で歯の白さが目立つ
- 顔の色に合っていない歯の色
これらの条件の場合、ホワイトニングしているのを周りに知られたくなくてもバレてしまう可能性があります。
今までの歯の色と全然違う
歯に着色があり笑ったりすると相手の方は結構印象に残ってしまうようです。
なので歯の色が白くなっても相手はすぐに気づくと思いますが「気を使っているんだなぁ」と感心されるくらいで変に思われることはないでしょう。
光の反射で歯の白さが目立つ
ホワイトニングをした歯は、表面がすりガラス状になるので透き通ったような白い歯になります。
施術を終えた歯は輝く白い歯になりますが、光の反射で歯の白さが目立つことがあります。
顔の色に合っていない歯の色
白い歯は美しいのですが、肌の色によっては歯の色だけが強調されて不自然に思われる可能性があります。
例えばガンガンに日焼けした肌に「白い歯」はとても爽やかな夏のイメージがありますが、一方で歯の色はかなり強調されてしまいます。
外国人の場合、歯の色の白さは肌の色に関係なく馴染みやすいます。しかし、日本人の場合黄色人種のイメージとホワイトニングの効果がまだ世間には浸透していないこともあり、不自然に感じる方が多いのが現状です。
ですが歯の白さは「爽やかさ」「清潔感」がアップするので好印象を与えること間違いなしです。
バレるホワイトニング施術とは
ホワイトニング施術は歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と歯科医院と自宅で行う「ホームホワイトニング」サロンで行う「セルフホワイトニング」があります。
この中でもオフィスホワイトニングはもっとも効果を発揮するので、同様にバレる可能性も高いです。
オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師又は歯科衛生士が取り扱うことのできる「過酸化水素」が使用するホワイトニング薬剤を使って歯を白くしていきます。
薬剤に含まれている過酸化水素濃度は35%以下で、ホワイトニング施術の中でも最も高い濃度を使用します。
過酸化水素は濃度が高いほど、効果があり歯を白くしてくれます。
オフィスホワイトニングは即効性があり高い効果を発揮するので、見た目は大きく変わります。
なのでホワイトニングをしたことはバレる可能性が高いです。
海外製品のホワイトニング効果
海外製品のホワイトニング関連商品は、日本では歯科医院のみで取り扱うことが許される「過酸化水素」が含まれている商品が多く販売されています。
中には日本の濃度基準35%以下よりも高濃度の40%以上の過酸化水素を使っているものもあります。
海外製品の購入は自己責任になりますが、商品によっては日本で使われている薬剤の海外バージョンも売られているのでより高い効果を得るために使用した場合に、想像以上に歯が真っ白になる場合があります。
使う薬剤濃度によって、ホワイトニングしていることが周囲にバレる可能性があります。
どうしてもバレたくない!バレないホワイトニング方法
ホワイトニングしていることがバレてしまう歯の色は「真っ白な歯」のことが多いです。
ホワイトニングで歯を白くしたいけど、バレるのが嫌な方にオススメなホワイトニング方法を紹介したいと思います。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で専用のトレーを作った後に自宅で薬剤を流し込み一定時間トレーを装着することで歯の色を白くする施術方法です。
ホームホワイトニングにつかう薬剤は「過酸化尿素」が10%配合されたものを使用します。
過酸化尿素は濃度が低いものの、時間が経つと化学反応により過酸化水素に変わるのでホワイトニング効果は得られます。
ホームホワイトニングは即効性はありませんが、4週間ほどの期間をかけて徐々に歯を白くしていきます。
オフィスホワイトニングに比べ自然な白さになることと、色の後戻りが遅い為効果を長持ちさせることができます。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは美容サロン等で取り扱っているホワイトニング方法です。
短時間・低価格で気軽にホワイトニングできるため、最近取り扱うお店が増えてきました。
セルフホワイトニングの本来の目的は「生え変わってきた時の歯の色に戻す」「自然な歯の白さにする」ということです。
なので1度の施術でどれだけ白くなるかは個人差があるものの、回数を重ねることでキレイな歯へ導いてくれます。
ホワイトニング効果はありますが、自然体の白さなのでホワイトニングをしたと周囲にバレる可能性は低いと思います。
自宅でのセルフケア
自宅でできるホワイトニング商品が多く売られています。
歯を白くするための有効成分が含まれたものもありますが、日本の売られているホワイトニング製品は「過酸化水素」を使うことが禁止されているので「ステイン除去」を目的とした商品が多いです。
ステインは着色汚れを意味していて、日常生活で付着しやすいコーヒーやお茶のステインやタバコのヤニなど強い着色要因も落とすことができます。
こちらも即効性には欠けるものの、使っていくうちに歯のが変化していくのでオススメです。
まとめ
今回はホワイトニング施術を受けバレる不安がある方へ、原因と対処法について紹介していきました。
「歯の色なんて…」という意見も多い中で、歯に気を使えることは決して恥ずかしくも気持ち悪くもありません。
歯の色で口元の印象が変わり、好印象を持たれることの方が多いかと思います。
バレない方法もありますが、歯を白くするための高い効果を望むのであれば多少周りにバレてしまう可能性があることも覚えておくといいかもしれません。
歯を白くして「爽やか」「明るい」「清潔」な印象になるよう、悩んでいる方も始めてみてはいかがでしょうか?