ホワイトニングで歯の表面がまだらに?色むらになる原因と解決策を紹介

歯を白くするためにホワイトニングをしたのに歯の色がまだらになってしまった
色むらが目立ってしまった
なんて経験はありませんか?

また、歯全体を白くしたかったのに、根元が白くならなかったという声も耳にします。

せっかくホワイトニングをしたのに、一部分は白くなって目立つ…なんて嫌な気もしますが、ちゃんとした理由や原因があり、これを改善する方法もあります。

今回はこのような経験をした方、これからホワイトニングをしようと考えている方の為にまだらになる原因や解決策をご紹介していきます!

ホワイトニングの施術方法が関係していた!

ホワイトニングには、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と自分専用のトレー(マウスピースのようなもの)に自分で薬剤をつけ口にはめる「ホームホワイトニング」があります。

オフィスホワイトニングと違い、ホームホワイトニングは2週間程度かけて徐々に白くなっていきますので、一時的に歯の色がまだらになったり色むらがわかりやすくなってしまうことがあります。

ですがこの色むらがずっと続くわけではないので、待つことで色むらは落ち着き改善されます

もともと歯の色が違うケースも

もともと、歯の色が均等に同じ色の方もいれば歯によって色がバラバラの方もいます。

そうするとホワイトニングの施術を開始して間もないときは、色むらは気になるかもしれません。

ですが、ホワイトニングの薬剤は歯に浸透するスピードに個人差があり歯の部位でも違いがあるので回数を重ねることで色むらは気にならなくなります。

その他にも以下3つの原因が考えられます。

  1. 歯が乾燥している
  2. 部位ごとでホワイトニング効果が変わってくる
  3. ホワイトスポット/バンディング

これらを詳しく紹介していきます。

①歯が乾燥している

ホワイトニング直後の歯は乾燥するので歯の色がまだらに見えることがあります。

2日~3日でまだらな部分はなくなるので、問題ありません。

あまりにも長く続くようでしたら歯科医師に相談してみましょう。

②部位ごとでホワイトニング効果が変わってくる

歯の中でも白くなりやすい部位と効果が遅く表れる部位があり、回数を重ねることで色の違いの差はなくなり、均一になってきます。

特に、歯の根元、歯と歯ぐきの境目あたりの部分は他の部分に比べ白くなりにくいのが特徴です。

歯の表面はエナメル質という組織で覆われていて、その内側に象牙質や神経があります。

エナメル質は硬く厚い組織なのですが、このエナメル質が厚いほどホワイトニングの効果は実感できやすいのです。

象牙質は黄色っぽい色をしていてその色味は濃いのですが、エナメル質が薄いと象牙質の黄色みが目立ちます。

ですが、エナメル質と違い象牙質は色の変化がしにくくホワイトニング薬剤が浸透しにくいのでホワイトニング効果も実感できるまでに時間がかかります。

歯の根元部分はエナメル質が薄いのでホワイトニングをしてもすぐに効果が表れにくく「根元が白くなりにくい」とはこれを指します。

③ホワイトスポット/バンディング

ホワイトスポットというのはエナメル質形成不全の一種で、歯の表面に現れる白い斑点のことです。白濁(はくだく)とも呼ばれています。

歯は黒くなって初めて虫歯だと思われがちですが、初期虫歯の兆候で黒くなる前の始まりの可能性もあります。

ホワイトスポットがある状態でホワイトニングをすると色の違いが余計目立ってしまうのでこの部分を処置したり、避けて施術をすることで均一な色になります

また、バンディングと呼ばれ歯の表面に縞模様が入っている状態の歯があります。

これはホワイトニングの回数を重ねることで気にならなくなる場合もありますが「テトラサイクリン歯」と言って、生まれつき歯の色がグレーっぽく模様が濃い状態のことがあります。

ホワイトニング効果が出ないことがあるので、歯科医師との相談が重要になってきます。

ホワイトニングは一度で真っ白になれる?

結果から言うと、一度で白くすることは難しいかもしれません。

先ほども言ったように歯の色には違いがあります。

特に犬歯と呼ばれる歯は乳歯から生え変わった時から、他の歯に比べ黄色みが強く生えてきます。

これはエナメル質が薄いわけでもなく、もともと歯の色が濃く生え変わってくるのです。

なので他の歯に比べホワイトニング効果は出にくく、遅いと言われています。

なので回数を重ねることでより効果が出るので、ホワイトニングをする方は一度の施術での効果を期待しすぎないよう歯科医師と回数などを相談してみてもいいかもしれませんね。

まとめ

ホワイトニングをしたのに、歯の色がまだらになったり色むらができるのには、もともとのご自身の歯の色や部位によって効果が出にくい部位があるためです。

歯の表面を覆っているエナメル質の厚さも関係していて、特に歯の根元部分はエナメル質が薄く象牙質が近くなっているためホワイトニング効果も出にくいのですが、徐々に変化してくるので諦めず続けてみましょう!

初めての施術で歯の表面の色がまだらになったり、色むらができた方は徐々に消える場合もあるので、あまり気にせず何度か回数を重ねてみましょう。

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