
歯の美容意識が高まる中、ホワイトニング効果がある歯磨き粉も、多く販売されています。
どんな歯磨き粉を使えば、歯が白くなるか安心して使えるかなど、選ぶのは難しいですよね?
では歯科衛生士の私が、お勧めの歯磨き粉を紹介し、少しでも歯が白く保てるように説明していきます。
Contents
ホワイトニング効果がある人気歯磨き粉を紹介
歯の美容意識が高まりホワイトニング効果がある歯磨き粉がたくさん登場しています。
まずは楽天市場で人気のある歯磨き粉を紹介します。
①アスプラッシュ・トゥースペースト
汚れを浮かして落とす効果のある、ポリリン酸ナトリウム・ピロリン酸ナトリウム・メタリン酸ナトリウと3つのリン酸ナトリウムが入っていて、歯の白さを実感できる他に、歯石も付きにくくしてくれます。
ヒドロキシアパタイトも配合で、歯の凸凹を埋めて滑らかにしてくれるので、汚れを付きにくくツルっとした歯になるんです。
②ルウ研究所・キラルンハミガキ
海洋性天然アパタイト配合で、再石灰化を促進して歯を滑らかにし修復してくれるのです。
研磨剤が汚れの除去に効果的で、歯の本来の白さに導きます。
③コハルト・はははのは
ポリリン酸とメタリン酸配合で、歯の汚れを浮かせて落とします。
ココナッツオイル配合で、ホワイトニング効果だけではなく、お口の中に潤いを与え口臭予防にも効果があるのです。
研磨剤が入っていないので、歯や歯茎にも優しい歯磨き粉になります。
薬局で購入できるホワイトニング歯磨き粉
気軽に薬局でホワイトニング効果のある、歯磨き粉を購入したいという方に、お勧めの歯磨き粉を紹介します。
①サンスター・オーラツー
オーラツーは20代~30代の女性を対象に、笑顔に自信を持ってもらう事をコンセプトにしたブランドです。
配合されている研磨剤が、ステインを優しく除去し本来の歯の白さに導きます。
オーラツーは商品のラインナップも豊富で、パッケージがかわいくフレーバも豊富なため、毎日使うのが楽しくなります。
一緒に合わせて、オーラツー専用の歯ブラシや洗口液を使うのもお勧めです。
②花王・ピュオーラナノブライト
口臭予防で有名なピュオーラの商品で、天然由来成分フィチン酸が、歯の表面の汚れをナノレベルまで落としやすくします。
洗浄剤のエリスリトールが、口の中を浄化しネバつきを防ぐ他に、歯にツヤ出して輝く白い歯にするのです。
③グラクソスミスクライン・シュミテクトやさしくホワイトニングEX
知覚過敏でお馴染みのシュミテクトから、新登場でホワイトニング効果のある歯磨き粉が、発売されました。
知覚過敏をケアしながら、ホワイトニング効果もあり、高濃度のフッ素配合で歯を強化し、虫歯予防もしてくれます。
実際に使っている歯磨き粉:ブリリアントモア
私が、10年以上愛用している、ホワイトニング効果がある歯磨き粉を紹介します。ライオンのブリリアントモアです。
成分のピロリン酸ナトリウムが、汚れを浮かして除去するので、歯はいつも白くキレイなままです。
私は半年に1度歯科検診に行くのですが、コーヒーやお茶を飲むのに、いつもステインが付いていなくてキレイと褒められます。
ブリリアントモアは、刺激が少なく泡もたくさん出ないので、とても磨きやすく丁寧に磨けるのです。
フッ素配合で、ホワイトニングと虫歯予防の両方に効果があります。
フレーバーもアプリコットミント、フレッシュスペアミント、新登場のシトラスミントも加わり、好みや気分によって選ぶ事が出来きるのです。
シトラスミントは新登場なので、使った事はありませんが、我が家はアプリコットミントとフレッシュスペアミントと2種類を常備しており、気分によって使い分けています。
何よりも、検診の度に褒められるので、ホワイトニング効果があるんだなと実感しています。
歯科衛生士なので、色いろな歯磨き粉に興味があり、気になる商品は購入して試してみますが、この歯磨き粉だけは使用感と効果が良くて、ずっとリピートしているのです。
研磨剤なしの歯磨き粉はホワイトニング効果があるの?
歯磨き粉に含まれている研磨剤は、歯の汚れを取り歯の表面を滑にする事で、歯に汚れを付きにくくする効果があります。
この頃は、研磨剤ではなく清掃材と表記している歯磨き粉が多いようです。
研磨剤が入っていることで、汚れが落ちやすく歯のキレイさもキープできるので、ホワイトニング効果がる歯磨き粉と言えます。
研磨剤の成分は、次の通りです。
- リン酸水素カルシウム
- 炭酸カルシウム
- 無水ケイ酸
- 水酸化アルミニウム
市販されている歯磨き粉の研磨剤は、この成分がほとんどです。
研磨剤が入っている歯磨き粉は、タバコを吸う人、コーヒーやワイン・お茶を飲む人に向いています。
注意して欲しいのは、タバコのヤニは強力で落ちにくいため、研磨剤ではしっかり取れません。
タバコのヤニが、取れるほどの歯磨き粉だと、強力な、粗い研磨剤がたくさん入っている可能性があります。
この場合は歯や歯茎が傷つき、歯に汚れが付きやすくなってしまうのです。
研磨剤なしの歯磨き粉は、汚れを落とす効果が弱くなってしまいますが、知覚過敏の人でも歯を刺激する事なく、優しく磨けるので安心です。
市販の歯磨き粉と、歯科医院専用歯磨き粉の違い
1番の違いは、フッ素の濃度です。
その他、医薬品の含有量の違いがあり、薬局で売れるものと歯科医院で取り扱える物に違いがあります。
結論からすると、歯科医院専用の歯磨き粉は、フッ素の含有量も多く、薬効成分も多いので私はお勧めだと思います。
歯科衛生士の学校に入学して以降は、自分で使う歯磨き粉は全て、歯科医院専用の物です。
たまに、興味があり薬局で取り扱っている歯磨き粉も、使ってみる事もあります。
歯科医院専用の歯磨き粉は、研磨剤も粒子が細かく、歯を傷つけず安心して使えます。
お勧めは、以下の商品です。
ライオン・ブリリアントモア
上記でも説明した、私の10年以上使っている愛用品です。
こちらの商品を使ってからは、歯のステインも着かずキレイなままなので、歯科検診で褒められますし、知人にも「どんな歯磨き粉を使っているの?」と聞かれるほどです。
GC・ルシェロ歯磨きペーストホワイト
GCブランドは歯科医院で、絶対に扱っている安心・信頼がおけるブランドです。
弱アルカリ性の歯磨き粉で、ステインを落としやすくし、きめ細かいナノ粒子の研磨剤が、優しく汚れを落とします。
モノフルオロリン酸ナトリウムが、高濃度で配合されているため、虫歯予防の効果もあります。
歯磨き粉を使って、正しく磨く!
普段お使いの歯磨き粉は、歯ブラシの毛の長さの3分の1くらい付けて磨きます。
歯磨き粉を沢山付けると、泡立って磨きにくくなったり、爽快感が増すので磨いた気になってしまい、キレイに磨けてない事が多いのです。
歯磨き粉は、付け過ぎないことがポイントなのです。
しかし、ホワイトング効果のある歯磨き粉は、使い方が少し違って、歯ブラシいっぱい付けて磨いて下さい。
磨く場所も、ステインが付いたら目立つ、前歯から磨くと良いでしょう。
たっぷり歯磨き粉が付いた状態だと、1番汚れが取れやすく、ホワイトニング効果をより発揮できます。
ただ、歯磨き粉を多めに付ける事で、磨きにくくなる事があるため、1回目はホワイトニング効果を発揮するために磨いて、2回目に歯磨き粉が少なくなってから、もう一度全体をキレイに仕上げて磨くと、しっかりと磨けます。
まとめ
歯科医院で行う歯のホワイトニングと、歯磨き粉で行うホワイトニングの効果は違いますが、キレイに汚れを落とすことで、歯の本来の白さを、引き出す事が出来ます。
お金の面や、通院の手間と時間を考えれば、歯磨き粉でのホワイトニングは気軽に出来るので、興味のある方は是非この記事を参考に、自分好みの歯磨き粉を見つけてみて下さい。