ホワイトニングをしたいのになぜ虫歯治療が必要なの?虫歯による影響とは

ホワイトニングをしようと歯科医院に行ったのに「虫歯の治療を先にしましょう」と言われた経験はありませんか?

虫歯があってもホワイトニングをしたいと考えている方は多くいます。

どうしてホワイトニングで歯を白くしたいのに、虫歯があると断られたり、治療をすすめられたりするのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

今後、ホワイトニングを考えている方にも知ってもらいたい、ホワイトニングと虫歯の関係について今回詳しくご紹介していきたいと思います!

ホワイトニング前の虫歯治療には部位が関係する

ホワイトニングをすぐしたいのに虫歯があると絶対に施術ができないかと言うとそうではありません。

虫歯があってもホワイトニングできるのかは、虫歯のある場所によって変わります

ホワイトニングの対象部位

ホワイトニングは全部の歯にできると思っている方が多いのですが、実はそうではありません。

規定はありませんが、ホワイトニングは「笑ったときに見える範囲の歯」が対象になっています。

なので前歯から広くて小臼歯までが適用範囲として施術を行っている歯科医院が多く見受けられます。

例えば前歯から犬歯までの上下12本。

又は前歯から犬歯の奥、小臼歯2本の上下合わせて20本。

そして上の歯だけホワイトニングしたいという方もいるので、お話ししている時や見た目を考えてホワイトニング部位を決める方も多くいます。

なので、ホワイトニングに影響する虫歯の場所は前歯や小臼歯でしょう

原則として虫歯があれば前歯でも奥歯でも治療を行ってからホワイトニングを行います。

どうしても治療がしたくない方は、虫歯の場所を確認してもらったうえで、歯科医師に相談してホワイトニングができるか相談しましょう。

虫歯治療してからホワイトニングをする理由

虫歯がある状態でホワイトニングすると何がいけないのか疑問に思う方も多いと思います。

1番に挙げられる理由として考えられるのは、歯がしみる危険性があるからです。

虫歯の進行具合によって症状は変わってきますが、通常ホワイトニングに使う薬剤がしみたとしても一時的に終わります。

しかし虫歯が大きいと、しみるのが強い痛みへと変わり持続し神経を抜かなければいけない程になる可能性もあります。

なので虫歯を放置してホワイトニングを行うのは安全とは言えないのです。

虫歯の進行度で歯がしみるかどうかが変わる

虫歯には進行度があります。

  • CO⇒歯の表面に虫歯になりうる印でもある白濁がある要観察の状態
  • C1⇒エナメル質に虫歯がある状態で初期の段階
  • C2⇒エナメル質の裏側の層、象牙質まで広がっている状態
  • C3⇒象牙質を超え歯髄まで届いている状態
  • C4⇒歯の根っこだけ残っている状態

C1まではエナメル質までで進行が止まっている初期虫歯なので刺激が伝わりにくいこともありホワイトニングできる場合があります。

ですがホワイトニング後に治療を行うことが多いので、最初に治療してからホワイトニングを行った方が後の心配も少なく済むと思います。

C2以上になると、ホワイトニング薬剤の刺激が伝わりやすいので痛みを感じることがあります。

虫歯の大きさはもちろん、歯の神経に近いと痛みを強く感じることになります。

虫歯治療後すぐのホワイトニングは危険

虫歯治療を終えてすぐホワイトニングを始めたい方がいますが、一定の期間をあけて施術を薦められることがあります。

理由としては、ホワイトニングによって虫歯治療で固めた詰め物の接着力が弱まってしまうためです。

なので、歯科医院によって期間は違いますが虫歯治療を終えて1週間~10日間ほど空けてからホワイトニングを始めるとベストタイミングです。

虫歯以外の歯のみのホワイトニングはオススメできない

歯科医師の判断にもよりますが、ホワイトニングすることは可能です。

ですが、あまり良い選択ではありません。

  • オフィスホワイトニング
  • ホームホワイトニング

ホワイトニング方法は大きく分けて上記2つの方法があります。

【オフィスホワイトニングの場合】

歯に薬剤を塗ってライトを当てる施術方法ですが、虫歯の歯を避けて薬剤を塗ることは可能です。

ですが薬剤を塗らない歯の色は変わらないので他の歯と比べ白さが異なり見栄えはあまりよくありません。

【ホームホワイトニングの場合】

自分専用のトレー(マウスピース)を使い、自分で薬剤を流し込み一定時間装着して歯を白くする方法です。

虫歯部分に薬剤を流し込まなければできると思われがちですが、薬剤はジェル状なので装着すると広がります。

広がらないようにするためには、その歯の両隣の歯も薬剤をつけないようにしなければいけません。

そうすると健康な歯までホワイトニングができないことになるので、できる歯とできない歯の差が生まれ歯の色に差ができてしまいます。

なので虫歯を避けてホワイトニングをするより、先に治療をしてからホワイトニングを行った方が費用も時間もかからずスムーズに施術することができます。

まとめ

ホワイトニングをする前には、歯科医師と相談をし虫歯がある場合には先に治療をすることで安全にホワイトニングができます。

虫歯は放置していてもいい結果にはならないので、初期の虫歯からしっかり治療をしてからホワイトニングすることをオススメします。

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