
結婚式には、一番美しい花嫁姿でいたいものですよね。
顔やボディのケアをする「ブライダルエステ」は以前から一般的ですが、最近は「ブライダルホワイトニング」と言って、結婚式前に歯のホワイトニングを受ける方が増えています。
では、なぜブライダルホワイトニングを受ける方が増えているのでしょうか?
またブライダルホワイトニングは、どのように受けたら良いのでしょうか?
今回は、ブライダルホワイトニングをおすすめする理由、ホワイトニングの種類とブライダルホワイトニングの注意点、その他の歯を白くする方法について解説します。
Contents
ブライダルホワイトニングをおすすめする理由
歯を白くすると、より一層魅力的な笑顔になり、美しい花嫁姿になります。
ブライダルホワイトニングをおすすめする理由には次の3つがあげられます。
- 笑顔が素敵になる
- 花嫁衣装に白い歯が映える
- 写真映りが良くなる
1つずつ解説します。
笑顔が素敵になる
口元の印象は、お顔全体の印象に影響します。笑った時に見える歯が、白くて美しいと、笑顔も素敵になります。
ホワイトニングで口元に自信がつくと、結婚式はより最高の笑顔でいられるはずです。
花嫁衣装に白い歯が映える
結婚式では、純白のウェディングドレスや、白無垢を着る方も多いでしょう。
白い衣装は、色の対比で、普段よりも歯が黄ばんで見える事があります。
普段はあまり歯の色を気にしていない場合でも、花嫁衣装を着ると、黄ばみが気になってしまう可能性もありますので、衣裳の試着の時に確認しておくと良いでしょう。
写真写りが良くなる
結婚式は、写真に写る機会が多くなります。
特に結婚式の主役である新婦さんは、常に写真に撮られる事でしょう。
普段は気にならない歯の黄ばみも、写真に写ると目立ってしまう事があります。
写真はずっと残りますので、歯の色にも注意しておきたいものです。
ホワイトニングの種類
歯のホワイトニングには、歯科医院で施術を受ける「オフィスホワイトニング」と、自宅でマウスピースを装着する「ホームホワイトニング」の2種類があります。
それぞれの特徴と、ブライダルホワイトニングに利用する場合に知っておきたいポイントについて解説します。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院でホワイトニング薬剤を塗布し、特殊なライトを照射して反応を促進させて、歯を白くする方法です。
即効性があるのが特徴で、個人差がありますが、1回の施術である程度の白さを得る事ができます。
オフィスホワイトニングには、多数のホワイトニングシステムがあり、使用するシステムによって、効果のあらわれ方が異なります。
歯科医院によって使用しているものが異なるので、事前に確認をしましょう。
ブライダルホワイトニングに利用する場合
オフィスホワイトニングは、1回の施術効果が高いため、予定の日までに確実に白くしたいブライダルホワイトニングにおすすめです。
ただし、ホワイトニングは「色の後戻り」があります。
ホワイトニング後に白くなった歯は、時間の経過と共に元の色に戻ってきてしまいます。
ブライダルホワイトニングに利用する場合には、結婚式前の“遅すぎず早すぎない”適切な時期に施術を受ける必要があります。
適切な時期とは
ブライダルホワイトニングをする場合、早い時期に施術をしすぎてしまうと、結婚式前に「色の後戻り」が起きてしまう事があります。
また、施術のタイミングが遅く、結婚式間近になると、一度でうまく効果があらわれなかった場合に、結婚式に間に合わなくなってしまいます。
式の1ヶ月〜2週間程前に、施術を行う事が多いです。
オフィスホワイトニング は、ホワイトニングシステムにより効果のあらわれ方が異なり、個人差もあります。
白くなりにくいケースもありますので、結婚式の半年から3ヶ月前に一度受診をして、歯科医師と相談して自分に合った最適な時期に予約ができるようにするのが良いでしょう。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、自宅でマウスピースを装着して、歯を白くする方法です。
歯科医院で自分専用のマウスピースを作製した後、自分でマウスピースにホワイトニングジェルを注入し、装着します。
オフィスホワイトニングのような即効性は無く、効果があらわれるまでに時間がかかります。
2週間程度継続すると、徐々にホワイトニング効果があらわれてきます。
オフィスホワイトニングと比較して、色の後戻りまでの期間が長いというメリットがあります。
長期的に歯の白さを維持したい場合に、有効な方法です。
ブライダルホワイトニングに利用する場合
ホームホワイトニングは、効果があらわれるまでに時間がかかるので、どのくらいの期間でどのくらい白くなるのかを判断するのが難しい方法です。
結婚式のように「この日までに確実に白くしたい」という場合には向いていません。
結婚式の日に、確実に効果を出すためには、ホームホワイトニング単独では無く、オフィスホワイトニングと併用するのが良いでしょう。
歯を白くするその他の方法
オフィスホワイトニング ・ホームホワイトニング以外で、歯を白くする方法としてよく比較されるものに「ホワイトニング歯磨き粉」「歯のマニキュア」があります。
それぞれの特徴と、結婚式前に利用する場合の注意点について解説します。
ホワイトニング歯磨き粉
「ホワイトニング」「歯を白くする」などと宣伝されている歯磨き粉は、数多く市販されています。
しかし「ホワイトニング歯磨き粉」として市販されている製品の多くは、歯自体を白くするものでは無く、「歯表面の汚れを落とし、歯を本来の白さに戻す」ものです。
輸入製品では、ホワイトニング成分が含まれているものもありますが、それだけで何段階も歯を白くするは難しくなります。
結婚式のように歯をぐんと白くしたい場合には、向いていません。
オフィスホワイトニング施術後に、歯の白さを維持するためのアフターケアとして、利用するのがおすすめです。
歯のマニキュア
歯のマニキュアは、爪に塗るマニキュアのように、歯に人工の塗料を塗る方法です。歯の色を一時的に白くする事ができます。
銀歯や神経が無い歯など、ホワイトニングできない歯がある場合に有効な方法です。
歯のマニキュアは、自分で塗る方法と、歯科医院で塗る方法があります。それぞれの特徴と注意点は次のとおりです。
自分で塗る方法
ドラッグストアやインターネットで購入する事ができ、価格の相場は1,500円から3,000円程度です。安価で手軽に行える方法です。
しかし、マニキュアの塗布にはテクニックが必要なため、色がムラになってしまう事があります。また、人工的なのっぺりとした色合いになりがちです。
このような事から、自分で塗る歯のマニキュアは、結婚式のような大事なイベントにはあまりおすすめできません。
歯科医院で塗る方法
歯科医院で、「ホワイトコート」という歯科用のマニキュアを塗る方法があります。光で固まるプラスチック材の塗料です。
ネイルが好きな方は「ジェルネイル」のようなものを想像するとわかりやすいです。
価格の相場は、1万円から3万円程度で、市販の歯のマニキュアよりも高額になりますが、施術はプロが行うので、見た目は良い仕上がりとなります。
ただし、歯のエナメル質に負担がかかるので、おすすめしていない歯科医院が多いです。
歯の状態が、ホワイトニング効果が出る状態であれば、ホワイトコートよりも、ホワイトニングを行なった方良い場合もあります。
まとめ
結婚式で、笑顔が輝く新婦になるためには、ブライダルホワイトニングがおすすめです。
歯が白くなると、純白の花嫁衣装に笑顔が映え、写真写りにも自信がもてるでしょう。
ブライダルホワイトニングには、オフィスホワイトニングがおすすめです。
結婚式の日に、白く美しい歯の状態でいるためには、ホワイトニングをするタイミングが大切です。
結婚式の半年から3ヶ月前に一度受診をして、歯科医師と相談して施術日を決めるようにしましょう。