
ホワイトニングを調べると昔に比べ、施術方法の選択肢が広がりました。
ライフスタイルに合わせて自分にどの方法が1番合うのか、よくわからない方も多いかと思います。
「すごく白くしたい」
「早く白くしたい」
「もっと白くしたい」
「あまりお金をかけずに白くしたい」
「仕事で通うのが大変」
など個人個人理由は様々だと思います。
今回はホワイトニングの種類と、それぞれのやり方や期間を紹介していくのでご自身に合った方法を選んでみてはいかがでしょうか。
Contents
ホワイトニングの種類
歯を白くすることで、見た目の印象が明るくなり清潔感が増すのでホワイトニングの需要は年々高まっています。
実際どのような目的に適応している施術なのか紹介していきます。
- 歯科医院で行うオフィスホワイトニング
- 歯科医院と自宅で行うホームホワイトニング
- 歯科医院と自宅で行うデュアルホワイトニング
- サロンで行うセルフホワイトニング
- 市販のホワイトニングキット
歯科医院で行うオフィスホワイトニング
ホワイトニングに最も有効な成分「過酸化水素」を高濃度で使用する唯一の施術方法です。
後程紹介するホームホワイトニングに比べ、濃度が高く35%以下を使用しその方に合わせて濃度を低くしたり高くしたりして使います。
施術時間は1時間ほどで即効性を求める方にはオススメの施術方法です。
オフィスホワイトニングのやり方
まずは歯科医師、又は歯科衛生士に施術前に1本1本の歯の現在の色をシェードガイド(歯の色の模型)を使ってチェックしてもらいます。
その後、入念にクリーニングをします。
そして口が閉じないように器具をはめ、薬剤が歯ぐきにつかないよう歯ぐきを保護するためのジェルを歯と歯ぐきのキワ部分にのせていきます。
これらの下準備を終えてから薬剤を歯の表面に塗布しライトを当てホワイトニングしていく流れです。
歯ぐきを保護する理由は、過酸化水素が含まれた薬剤が歯以外の歯ぐきや喉にながれると炎症が起き、色が白く変色したりピリピリと痛みが生じるからです。
敏感な方の場合、火傷のような痛みも伴うので施術者は慎重に行います。
オフィスホワイトニングのメリット
即効性があり、1度で理想の白さを手に入れることが可能です(個人差はあります)
オフィスホワイトニングのデメリット
薬剤成分が強い為、知覚過敏になりやすいことが考えられます。通常は一時的なものですが、まれに継続した知覚過敏症状が起きることもあります。
また、食事制限が1日~2日と他のホワイトニング施術方法に比べ長いのもデメリットの1つです。
歯科医院と自宅で行うホームホワイトニング
自分自身に合ったトレーを歯科医院で作った後、自宅で薬剤を流し込み装着するホワイトニング方法です。
使われる薬剤は「過酸化尿素」で一般の方でも取り扱えるようになっています。
過酸化尿素は施術中、時間が経つと過酸化水素に変化していきます。
施術時間はトレーを装着する時間なので2時間~5時間と医院によって違います。
期間は4週間ほどかかりますが、自宅でできることとトレーが完成したら通院せずに施術ができるので仕事などで通うのが難しい方にオススメです。
ホームホワイトニングのやり方
歯科医院にて歯の型取りをするところから始まります。
トレーを作るのには少し日にちがかかり、完成後薬剤を渡されるので自宅でご自身がトレーに薬剤を流し込み施術します。
トレーを受け取りに行く日に、クリーニングを行い薬剤をどのくらいの量流し込むかなど説明を受けます。
薬剤が無くなったとき、また歯科医院に行き継続しておこなうのか施術終了なのかが決まります。
1度トレーを作ると、お口の中に変化がない限り薬剤を買い足すだけでいいので何度もトレーを作るわけではありません。
ホームホワイトニングのメリット
通院せず、自宅で施術ができるので自分のペースでやりたい時に始められます。
オフィスホワイトニングに比べ、白くなるまでに期間が必要ですが施術が終了してから歯に色が付き始める期間が遅い為、後戻りしにくいのが最大のメリットです。
ホームホワイトニングのデメリット
上記でもお話ししたように、白くなるまでに約4週間~1か月弱期間がかかります。
そして施術中トレーを装着する時間が薬剤によって異なりますが、2時間~長いもので5時間程装着していなければいけないのがデメリットです。
歯科医院と自宅で行うデュアルホワイトニング
デュアルホワイトングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。
薬剤は「過酸化水素」と「過酸化尿素」で、歯科医院での施術を終えた後に自宅でもホワイトニングを続けます。
期間は1か月~1か月半と長期間かかるのですが、とても白くなりホワイトニング効果も持続します。
価格は他の施術に比べダントツに高いのですが「すごく白くしたい」という希望や、以前他のホワイトニング施術を受け「もっと白くしたい」と思った方にはオススメの方法です。
デュアルホワイトニングのやり方
オフィスホワイトニングを終えた後、ホームホワイトニングを行います。
上記のホワイトニング方法よりも期間が長くなるので、時間や日程に余裕があるときを選んで施術しましょう。
デュアルホワイトニングのメリット
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの良いとこどりした施術方法なので、確実に白くなると言われています。
また、効果を長持ちできるので後戻りがしにくく白い歯をキープすることができます。
デュアルホワイトニングのデメリット
他の施術方法に比べ、圧倒的に価格が高く相場は10万円程。
効果に関しては申し分ないのですが、価格のことを考えると少し悩んでしまいます。
また、施術終了まで1か月以上かかるので余裕を持った予定を組む必要があります。
サロンで行うセルフホワイトング
気軽にホワイトニングできると今話題のセルフホワイトニングは、美容室やエステサロン、整体など様々な場所に普及してきました。
一気に施術できることと、短時間、安価なのが魅力で上記の施術方法と違い「食事制限」がないので行きたいときに通えて便利な施術方法です。
急ぎの用事で少しでも歯を白くしたい方や、以前にホワイトニングした歯の白さをキープしたい方にはオススメです。
また、差し歯にも使えるので(作ったときの色以上に白くすることはできません)手軽にホワイトニングできます。
セルフホワイトニングのやり方
セルフホワイトニングでは、最初カウンセリングを行い施術の流れの説明を受けます。
最初に歯を磨いた後、今の歯の色をシェードガイドを使い自分自身で確認します。
その後、口が閉じないよう器具をはめスプレータイプの薬剤を歯の表面にまんべんなく吹きかけます。そしてライトを当て8分~10分間待ちます。
ライトが消えたら軽く歯を磨き、もう一度薬剤を吹きかけライトを当てます。
2回目の工程を終えたらもう一度歯を磨き最後にまた歯の色をチェックして終わりになります。
セルフホワイトニングのメリット
低価格で誰でも気軽に施術を受けることが可能です。
施術時間も30分~40分と他の施術に比べるととても短時間なため、急ぎの用事がある方でも施術が受けやすいのが魅力です。
また、従来のホワイトニングでは「自分の歯のみ」が対象でしたが、差し歯もホワイトニングすることができるので差し歯を作ったときの色までは戻すことが可能です。
セルフホワイトニングのデメリット
セルフホワイトニングを取り扱うお店の多くが、歯に関して無知識なこと。
医療従事者が取り扱っているお店が少なく、無資格のスタッフが口の中を触るのは法律で禁止されています。
その為施術も全て自分で行わなければいけません。
また、ホワイトニングの効果は永久歯に生え変わってきた時の色までしか歯を白くすることはできません。
まれに薬剤が浸透しやすい歯の方はそれ以上に白くなることもありますが、セルフホワイトニングの効果目的は「生え変わったときの自然な白さ」です。
市販のホワイトニングキット
ホワイトニングの需要に合わせて、ホワイトニングキットも沢山の種類が売られるようになってきました。
商品によってはLEDライトもついていて、自宅で本格的なホワイトニング施術ができます。
商品によって効果は様々ですが、歯科医院での施術方法やサロンでのセルフホワイトニングに行くのに緊張したり面倒な方には市販のホワイトニングキットも良いかと思います。
ちなみに海外製のものはネットでしか購入できませんが、歯科医院で使われている「過酸化水素」が含まれているものもあるのでより効果を実感できるかもしれません。
※今回紹介した施術の流れは基本のやり方なので、医院やサロンによって異なる場合があります。
まとめ
今回はホワイトニングのやり方について紹介していきました。ご自身のライフスタイルに合った方法は見つかったでしょうか。
歯が白いことは美容法の一部として確立されつつあります。是非一度ホワイトニングの施術を行ってみませんか?