
口の中を爽快にしてくれるマウスウォッシュは、セルフケアアイテムとして便利です。
様々な用途に合わせて多くの商品が売られているのですが、ホワイトニング効果を発揮するマウスウォッシュを見かけるようになってきました。
ですが、効果や有効な使い方というのがあまり知られていません。
今回は効果を発揮するための正しい使い方と、筆者が使ってみて特にオススメだった商品をご紹介していきたいと思います!
Contents
マウスウォッシュの目的と効果
マウスウォッシュは「爽快感を得るもの」と認識されがちで口に含んでゆすいだ後すぐに流す使い方をする方が多くいらっしゃいます。
ですが、ちゃんとした目的を知っておくことで効果的に使うことができます。
- 口臭予防
- 虫歯予防
- ネバつきを抑える
- 歯周病菌を減少
口臭予防
歯ブラシで届きにくい場所の汚れを浮かし流すことができます。
歯ブラシだけではどんなにきちんと磨いていても、汚れを100%取り除くことは難しいと言われています。汚れが残り続けると口臭の原因になります。
また舌には無数のヒダがあるので汚れが入り込み口臭の原因になります。
マウスウォッシュを使うことで汚れを流してくれるので、お口の中が歯ブラシだけのケアよりも清潔に保つことができます。
虫歯予防/歯周病菌を減少
マウスウォッシュを使うことで歯の表面がツルツルになります。
この効果があることで、食事後のプラーク(歯垢)や汚れが付きにくくなるので虫歯を予防することができます。
虫歯菌はプラークなどから繁殖していきます。原因菌を取り除いてあげることで、虫歯のリスクを軽減することができるのです。
また、歯磨きの後に寝る前マウスウォッシュを使うことで歯周病の原因となる雑菌の繁殖を遅らせる効果もあるので歯周病予防に役立ちます。
ネバつきを抑える
寝起きなどは誰しもがお口の中に不快感やネバつきを感じるものです。
就寝中は1日の中で最も菌が繁殖しやすいので、朝になるとお口の中は菌がかたまりネバつきとなってお口の中や歯の表面に付着します。
マウスウォッシュは口の中のネバネバを除去し、爽快感をもたらすので不快感を抑えてくれます。
このように、マウスウォッシュには目的があり普段のセルフケアにマウスウォッシュをプラスすることでお口の中をより清潔で健康に保つことができます。
ホワイトニング効果があるマウスウォッシュとは
最近ではマウスウォッシュにはそれぞれの目的に特化した商品が多く販売されているのですが、新たに「ホワイトニング」を目的とした商品が多く販売されてきました。
ホワイトニング効果のあるマウスウォッシュと一般的なマウスウォッシュの違いは、着色汚れ(主にステイン)を除去する成分が含まれているかが関係します。
毎日、何かしらの食べ物を口にしていると思いますが着色汚れがつく食べ物は多く存在します。
その着色汚れを落とすことで、歯の色をキレイに保つことができるのです。
ホワイトニング効果のあるマウスウォッシュの選び方
ホワイトニング効果のあるマウスウォッシュを選ぶには、ホワイトニング表記があるかどうかを確認することが重要です。
現在販売されている商品のほとんどが「ホワイトニング効果」といった表記をされているのですが、わからない場合は後ろの成分表示を見てみましょう。
「ポリリン酸」と書いてあればホワイト二ング効果が期待される商品です。
ポリリン酸は着色汚れを取るために有効な成分で、歯磨き粉や実際のホワイトニングで使われる薬剤にも含まれていることがあります。
沢山商品がありますが、筆者が試して使ってみた中でも特に効果を感じた商品を紹介していきたいと思います。
WHITE WHITE
この商品の特徴は「落ちた汚れが目で確認できる」という点です。
口に含んでから30秒ほどお口の中でクチュクチュゆすいでいきます。その後、吐き出すと口の中の汚れが固まって出てくるので、自分の口の中の汚れを確認することができるのです。
雑誌などでも紹介されたこともあり、とても人気商品のようです。
筆者も常に歯科医院とセルフケアで口の中を清潔に保っているつもりだったのですが、自分の目で確認したとき驚いたのが正直な感想です。
歯を磨いた後に使うことで、取り切れなかった汚れと共に歯ブラシで落としたのにゆすいだ時に吐き出しきれなかった汚れもキャッチして流してくれます。
歯の表面がツルツルになるのでゆすいだ後の爽快感が強く、瞬時に落ちるわけではないのですが徐々に歯が白くなっていくように感じます。
モンダミン ホワイトニング
通常、マウスウォッシュはサラッとした液が使われることが多いのですが、こちらの商品の特徴はとろみがついている点です。
口に含んだ時も、歯と歯の間や歯と歯ぐきのキワなどに留まってれるので汚れを絡めとってくれるのが魅力的です。
20秒ほど口に含んで吐き出した後に歯ブラシで磨くことで、着色汚れを効果的に落とすことが可能です。
ゆすぐというよりは、なじませるように口の中で動かすといいかもしれません。
有効な使い方
ただ口の中に含んで流すだけでは効果は半減してしまいます。効果を発揮するための使い方を以下にまとめてみました。
- 食後に使う
- 20秒から30秒含んだ後は歯磨きをする
食後に使う
食後は口の中が食べカスなどが隅々に行き渡り、歯の周りにこびり付いてしまいます。
フロスや歯間ブラシなどでケアするのも大切ですが、浸透しやすいマウスウォッシュを使うことで一気に流せて便利です。
また着色しやすいものを口にした後にマウスウォッシュを使うことで、歯に色が残る前に流すことができるので着色が気になる方にはオススメです。
20秒から30秒含んだ後は歯磨きをする
マウスウォッシュは口に含んですぐに流すのはあまり効果が得られません。
20秒~30秒、商品によって口に含んでいる時間帯は異なりますが、しっかりと口に中をゆすいでから吐き出すことが大切です。
そして歯磨き粉をつけずに、口の中に浸透したマウスウォッシュで歯を磨くことで浮いた汚れを取り除くことができます。
普段、歯を磨いた後でも仕上げ磨きにマウスウォッシュを使ってもう一度磨くのも有効的な使い方です。
まとめ
今回は、ホワイトニング効果のあるマウスウォッシュの効果と使い方、オススメ商品について紹介していきました。
マウスウォッシュはホワイトニング成分が加わっても、お口の中の口臭予防や虫歯予防効果も期待できます。
セルフケアにマウスウォッシュを取り入れてあげることで、より清潔で健康的なお口の中を保つことができます。
ホワイトニング歯磨き粉を使うのも効果的ですが、ホワイトニング効果のあるマウスウォッシュを使うことで着色汚れの要因を瞬時に流すことができるので、是非使ってみてはいかがでしょうか。