ホワイトニングの注意点は?できない歯もあるってほんと?

白く美しいきれいな歯は、誰もが憧れると思います。

歯が白くてキレイだと健康的で、笑顔も自然と増え気持ちも、ポジティブになります。

最近は歯の美容意識が高くなり、ホワイトニングする人も年々増えてきました。

ホワイトニングは少し前までは、女性がするイメージでしたが、ここ数年で男性の利用者も増えてきています。

接客業の方や話す仕事の方などは、特に口元の美容意識が高いく、男女問わずホワイトニングを希望されます。

ほとんどの歯科医院で、ホワイトニングができるようになり、身近に気軽にホワイトニングができる時代です。

しかし、いざホワイトニングをしようと歯医者さんへ行っても、できない場合もあるのです。

ホワイトニングは、全ての歯が対象ではなく効果が出ない歯もあります。

では、なぜホワイトニングができない歯があり、ホワイトニングをしてはいけない人がいるのか説明していきます。

注意!ホワイトニングはできない歯もある!

ホワイトニングは、残念ながら白くならない歯もあります。

どのような歯がホワイトニング効果が出ないか、どのような人がホワイトニングしてはいけないのでしょうか。

【ホワイトニングをしても白くならない歯】

  • 詰め物や被せ物が変色している場合
  • 神経が無い歯
  • 抗生物質により変色している歯(テトラサイクリン)

この場合はホワイトニング効果は出なく、抗生物質の着色の場合もほとんど白くはなりません。

【ホワイトニングをしてはいけない人】

  • エナメル質・象牙質が形成不全な歯
  • 妊婦さん
  • 授乳中の患者さん
  • ホワイトニング剤にアレルギーがある患者さん
  • 無カタラーゼ症の患者さん
  • 虫歯や歯周病がある患者さん
  • 歯に亀裂が入っている患者さん
  • 知覚過敏症の患者さん

このような患者さんは、ホワイトニングによって、支障が出るので対象外となります。

それぞれ説明していきます。

神経がない歯

ホワイトニングは、歯の神経が残っていて生きていることが前提です。

歯の神経が死んでいたり除去している歯は、白くなりません。

神経が死んでいると他の歯と色を合わせるのが難しいと言われているためです。

この場合ウォーキングブリーチと言って、歯の裏に穴を開けそこにホワイトニング薬剤を入れる方法が、用いられます。

抗生物質により変色している歯

妊娠中に母親がテトラサイクリンといった抗生物質を服用した場合や、歯が作られる幼少期に同じ抗生物質を多く服用した場合、歯の色が濃いグレーや茶色っぽくなってしまいます。

この場合はホワイトニング効果は、ほとんど実感できません。

ただ、軽度から中度のテトラサイクリンの変色の場合は、白く出来る可能性もあるので、歯医者で詳しく診断してもらって下さい。

詰め物や被せ物が変色している

歯の被せ物や詰め物は、天然の自分の歯ではないので交換して新しくしない限り、きれいにはなりません。

人工の被せ物や詰め物は保険や自費治療の差がありますが、長年使っていると劣化したり変色するため、新しく作り直す必要があります。

妊婦さんや授乳中の方

ホワイトニングの安全性が確立されていないため、控えるのが望ましいです。

問題があるといった文献や報告は無いのですが、安全性も立証されていません。

虫歯や歯周病がある方

ホワイトニング中に痛みが出たり、我慢できないほどしみたりします。

必ず治療が終わってから、ホワイトニングをしましょう。

歯に亀裂が入っている方

歯のエナメル質に亀裂があるとホワイトニングの薬剤が染み込み、痛みを伴うためホワイトニングはできません。

知覚過敏がある方

ホワイトニングは多少しみる事がありまが、我慢できないほどではなく問題ありません。

しかし、知覚過敏の患者さんがホワイトニングを行うと、とてもしみて我慢できない場合があります。

ホワイトニング剤にアレルギーがある方

中にはアレルギーがある人もいるので、ホワイトニング中にアレルギー反応があったり、具合が悪くなった場合は、、直ぐにホワイトニングを中止しましょう。

この場合は残念ながら、薬剤を使ったホワイトニングを続ける事はできません。

エナメル質・象牙質訂正不全症方

歯の形成期の障害によって、エナメル質や象牙質に形成不全を起こした患者さんは、ホワイトニングの薬剤が浸透し過ぎてしまうため、歯の神経にダメージを与えるので、ホワイトニングができません。

無カタラーゼ症患者の方

ホワイトニング剤の成分の、過酸化水素を分解する事ができないため、体に蓄積されてしまいます。

このため、無カタラーゼ症患者さんは、絶対にホワイトニングを行ってはいけません。

普通の方は、ホワイトニングの薬剤を飲み込んでしまっても、体内で分解できるので問題ありません。

ホワイトニングできない歯はどうしたら良いの?

ホワイトニングできないからと言って、歯を白くきれいすることを諦めなくても、他にも方法があります

セラミック修復と言って、歯の表面を削りセラミックを接着する方法です。

歯を削るというデメリットはありますが、見た目はキレイになり審美性も回復します。

芸能人でもセラミック修復している人が多く、真っ白な歯を希望する場合はホワイトニングでは限界があるため、セラミック修復をする人が多いです。

セラミック修復もいくつか種類があり、値段もまちまちです。

高い物で1本約8~18万円と、かなり高価になります。

お値段が高くなる分、歯に透明感を出せたり見た目では天然歯と区別がつかなく、色もキレイなままを長い間保つ事が出来るのです。

筆者の体験談

加齢によって色がくすんだり黄ばんだ歯や、神経が残っていて黄ばみが気になる場合は、十分にホワイトニングの効果を発揮できます。

私もホワイトニング経験者で、歯の黄ばみがずっと気になっていました。

歯のクリーニングしてキレイにしても限界があり、ホームホワイトニングを始めたのですが、歯が白くなり効果を十分に発揮する事が出来ました。

日本人は生まれつき、ほとんどの人が黄ばみかかった歯の色をしています。不自然なほど真っ白にはできませんが、ホワイトニングで自然な白さにする事はできます

また、テトラサイクリンの抗生物質により、変色した歯は重度の場合効果は出にくいですが軽・中度ならば、もしかしたら多少白くなる可能性もあります。

今より歯を白くしたい、加齢による黄ばみが気になる、日常生活でコーヒーやワインを多く飲み着色する方は、是非ホワイトニングを体験して、歯を白くして欲しいと思います。

歯が白くなるだけで、若返った感じがして表情も変わり、会話にも自信が持てます。

フェイシャルエステをするように、ホワイトニングは歯をキレイにする、歯のエステのような存在です。

まとめ

ホワイトニングは全ての歯が対象ではなく、ホワイト効果が出ない歯やホワイトニングを行ってはいけない場合があるので、十分に注意が必要です。

白くなると思って、ホワイトニングをしたら全然効果が出なかったと、トラブルになったという事例も聞いた事があります。

ホワイトニングは、自費でお値段も高いですし、始める前にはしっかりとした診断をして、納得がいった上で行いましょう。

歯医者さんも、ホワイトニング経験が豊富で、日本審美歯科学会に所属していたり、歯科衛生士がホワイトコーディネーター資格を所有していると、なお安心で的確なホワイトニングの判断をしてくれると思います。

今回の記事は、ホワイトニングを始めようとしている方に参考にしてもらい、トラブルなくホワイトニングを行って欲しいと思っています。

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