
ホワイトニング効果のある歯磨き粉が沢山売られている中で、海外製品はどうなんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?
歯についてまだまだ意識が低いと言われている日本に対し、アメリカでは「歯がキレイ」「歯が白い」ことはとても価値があります。
なのでアメリカではホワイトニングに関する商品が非常に多く販売されていて、日本では売られていないグッズも多々存在します。
「でも海外の商品って大丈夫なの?」と疑問に思っている方のために、今回は海外製品の効果やオススメの歯磨き粉について口コミと共に紹介していきたいと思います。
Contents
海外で歯に価値がある理由
海外では日本と比べものにならないくらい歯を大切にしようという考えが広まっています。
特に世界で1番歯を大切にしようと考え取り組んでいるスウェーデンでは90%以上の方が定期検診に受診していて、アメリカでも70%以上と言われています。
ちなみに日本の受診率は6%とかなり低いことがわかっています。
歯に対する意識の高い海外の先進国では歯が汚いことは「生活態度が悪い」と第一印象に悪影響を与えてしまいます。
なので外国では就職や入学のときなど大事な場面に備え「歯をキレイに保つ」ことが習慣になっているのです。
海外と日本のホワイトニングの違い
アメリカでは必ずと言っていい程、お口の中をケアするために
- 歯ブラシ
- フロス
- マウスウォッシュ
- ホワイトニング用品
が家庭に常備されているそうです。
たしかにアメリカ人などの歯を見ると白いイメージが強く、あまり黄ばんでいる歯の方を見たことがありません。
日本ではまだ、ホワイトニング成分や濃度の関係で規制があるので海外のホワイトニング製品と比べると効果が弱いと言われています。
ではそんな海外のホワイトニング用品にはどんなものがあるのでしょうか。
クレスト ホワイトストリップス
ホワイトストリップスは、テープを歯に貼り付けて行う1日1回のホワイトニング商品です。
筆者は日本人向けに海外商品を販売しているサイトでホワイトストリップスを購入したことがあります。
簡単に扱えて歯が白くなるのでワクワクしながら使っていました。
この商品の特徴は「過酸化水素」が使われているところです。
「過酸化水素」は日本の歯科医院でホワイトニング薬剤に使う有効成分で、医療従事者しか取り扱えないことになっています。
日本では市販の商品に「過酸化水素」を使うことは禁止になっています。
ホワイトニングストリップスの購入を考えている方は、取り扱いに注意することと日本人向けの説明書が入っているものを選びましょう。
ホワイトニングキット
海外ではLEDライトやUV(紫外線)を使ってできるホワイトニングキットが売られています。
日本でも徐々にホワイトングキットが販売されているのですが、扱う薬剤の成分が違うこともあり効果も変わってくるでしょう。
日本で行う歯科医院のホワイトニングと同じく、薬剤を塗るだけよりライトを当ててホワイトニングをすることで効果は3倍違うそうです。
特にアメリカ製のホワイトニングキットは、実際にアメリカの歯科医院で使われている薬剤と同じ成分のものが入っているので効果が期待できます。
ですがUVを扱う商品の場合、唇や歯ぐきに何らかの異変が起きる可能性があります。
「紫外線対策」と言われるほどですから、日焼けなどをする場合も考えられるのです。
今後購入を検討している方は取り扱いに十分注意しなくてはいけません。
このように、海外では日本ではまだ売られていないホワイトニング商品が販売されていて効果も期待できるものばかりです。
日本では医療従事者しか取り扱うことが許されない「過酸化水素」を含んだものや、歯に照射するライトなどの使用は自己責任でお願いします。
海外のホワイトニング歯磨き粉の選び方
海外の歯磨き粉には大きく分けて3種類のタイプがあります。
- パウダータイプ
- ジェルタイプ
- ペーストタイプ
パウダータイプ
缶の中に粉が入っていて、水気を切った歯ブラシに少量をつけて磨く歯磨き粉です。
海外製のものは活性炭が使われていることもあり、真っ黒の歯磨き粉なので歯に着けた時に衝撃を受けますが歯の表面組織を強化する効果もあります。
ジェルタイプ
日本のホワイトニング薬剤のように「過酸化水素」が含まれたジェル状の歯磨き粉です。
日本で売られているホワイトニング歯磨き粉と違い、成分が強力なこともあり毎日使ってもいいのですが筆者としては1週間に1回の特別ケアとして使うことがオススメです。
理由としては、毎日使うことにより知覚過敏を誘発する場合があるからです。
ですが歯が白くなる効果は実感できるので毎日よりは特別ケアとして使うことを推奨します。
ペーストタイプ
1番ポピュラーで日本人でも扱いやすいタイプの歯磨き粉です。
研磨剤が含まれていないものが多く、歯に優しい商品が多く売られています。
イメージとして海外のミント味は強烈に思われがちですが、意外にも海外商品の歯磨き粉のミント味はサッパリとしていて辛くありません。
実際に筆者も今までに沢山の海外製の歯磨き粉を使ってきましたが、無味に近いミント味で磨き終わった後は口の中がスース―とするような商品が多かったです。
海外製のホワイトニング歯磨き粉は探すと沢山の商品があります。
見ていると楽しくなりどれにしようか迷ってしまうかと思いますので、今回は筆者が使ってみて特にオススメの商品を以下にまとめてみましたので紹介していきたいと思います。
筆者が選ぶ歯磨き粉オススメ2選!
今回は1度試してみてほしい海外製の歯磨き粉を2つ選んでみました。
興味のある方は参考に試してみてはいかがでしょうか?
Colgate Visible White Speaking mint 100g/コルゲート
「1週間で歯がワントーン白くなる」というキャッチコピーがあり、効果を期待できる筆者のオススメ商品です。
ペーストタイプの歯磨き粉で、ホワイトニング成分として「シリカ」が含まれています。
シリカは着色を除去するのに有効な成分です。
一部では粒子が大きく歯を傷つけると言われていますが、今回紹介するColgate Visible White Speaking mint 100gでは細かく含まれていて磨いているときに研磨剤特有の粒子のゴロゴロする感じはありませんでした。
ブリリアンスホワイトニング/クレスト
ブリリアンスホワイトニングは
- 着色汚れを落とすクレンジング歯磨き粉
- 仕上げ磨きできれいにするホワイトニング歯磨き粉
2本に分けて1つのセットになり売っています。
2本ともペースト状の歯磨き粉ですが成分が強い為、最初に使い始めるときは少量から使い始めることをオススメします。
商品の説明には「99% AS WHITE AS A PROFESSIONAL POLISH」と書いてあります。
これは日本語に訳すと「歯科医院で施術するホワイトニングに99%近いもの」という意味になります。
施術方法は違いますが日本のオフィスホワイトニングの効果に近いものを感じられます。
今回私が紹介した以外にも、海外製のホワイトニング用品は沢山売られているので色々見てみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、海外のホワイトニング商品について紹介していきました。
日本は歯についての意識が低いと言われていて、ホワイトニングについてもまだまだ規制が厳しい状態です。
確かに安全面を考慮して規制を設けることは大切なのですが、歯への意識が高いアメリカのホワイトニング商品は成分が強いので注意が必要です。
日本向けに説明がある商品は少ないので、使う際には十分配慮して何か異変を感じたら我慢せずにかかりつけの歯科医院で相談してみましょう。